私たちはプログラミングされている

私たちはプログラミングされている。

私たちは生まれるとすぐに、両親とのかかわりを通してプログラミングされている。

私たちは生きていくために、親に愛される必要がある。

何から何まで自分のすべてを両親に依存している小さい子どもにとって、両親から愛情を得られるかどうかは、生きるか、死ぬかを意味している。

赤ちゃんや幼児は、身体がとても小さい。

そんな小さい子どもにしてみれば、父親や母親は全知全能を持つ神のような存在に思えるだろう。

もし自分のすべての面倒を見てくれている両親たちから見捨てられたとしたら、自分が死んでしまうことは本能的に知っている。

もし両親に振り向いてもらえなくなったら、食べることや、寝ることなど、何一つ自分の欲求を満たすことができなくなってしまうのだ。

そういうわけだから、知識も能力も限定された小さい子どもが、「両親に愛されるためなら、何でもするべきだ」と信じ込もうとしても、何の不思議もない。

両親から見捨てられて死んでしまうことに比べたら、どんなにつらいことでも我慢できる。

つまり、両親から愛されることで自分の命や欲求を満たすための究極の手段、それが幼少期に作

られプログラミングの正体なのだ。

また、一般的に言って、小さい子どもや赤ちゃんは、喜びや悲しみ、恐れ、怒りといった喜怒哀楽の感情を激しく感じやすい。

私の父親は子供達に興味がなくほとんど無視、母親は兄貴にかかりっきりで私のことは無視。

そんな両親だったから、私は自分に自信がなかったし、ちょっとしたことで「自分はダメ」「自分には価値がない」とプログラミングされていた。

あなたもプログラミングされているかもしれません。

あなたと一緒にプログラミングを解除できたらと思います。