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一番の不幸は「大丈夫だ」と思えないこと

この世の中で一番不幸なことは、自分のことを「大丈夫だ」と思えないことです。

そしてさらに不幸なのは、まわりにその人のことを「大丈夫だよ」と言ってあげられる人がいないことなんです。

人間はもともと等しく「大丈夫」なようにつくられています。

学校の成績が悪い人でも、運動会でビリの人でも、そのままで幸せになれるように神様がつくってくれているんです。

それを「算数ができなきゃダメだ」とか「運動神経が鈍い」とかまわりに言われているうちに、自分のことが「大丈夫だ」と思えなくされちゃったんだよね。

それと「自分はまだまだ未熟ですよ」と思って生きるのを謙虚だと思ってるかもしれないけど、「自信満々に生きている人が威張らない」のが、謙虚なの。「自信がないひとが威張らない」のはひくつなんです。

謙虚に生きる人と、ひくつに生きる人とでは、自ずと結果は違ってきます。それと同じで、「大丈夫だ」と思って生きている人と、「大丈夫じゃない」と思って生きている人とでは、まったく人生が変わってくるんです。

それで自分で思ったにせよ、誰かに思わされたにせよ、「大丈夫じゃない」と思って損をするのは自分なんです。

だから、まずは自分が「大丈夫なんだ」ということを知ること。そして、まわりの人にも「大丈夫だよ」って言ってあげられることが大事なんです。

生まれてきた子どもはみんな「大丈夫だ」と思って生まれてくるんです。そして親も「生まれてきてくれただけでしあわせだ」って思ったんだよね。

それを「あれができなきゃダメ」とか「これができなきゃダメ」と言って育てると、その子はだんだん、自分のことを、そして自分の人生を信じられなくなってしまいます。

だから、親が子どもに一番伝えなきゃいけないことは「あなたはそのままで大丈夫だよ」っていうことなんです。